新潟鉄道管理局キロ59/キロ29サロンエクスプレスアルカディアを作製しました。個人作製の品となります。可能な限り、実車通り忠実に作製を心掛けましたが、細かい粗や実車との僅かな相違点につきましては、ご了承の上、ご入札ください。何卒ノークレームノーリターンでお願い申し上げます。以下に商品の詳細を記載しますのでご一読ください。不明な点は質問ください。

【材料】
TOMIXキハ58/キハ28よねしろ
マイクロエースキハ59ペパーミントエクスプレス
TNカプラー　キハ58用トイレタンク付
TNカプラー　キハ183 500番台用スカート&スノープロウ付(バラシ品)
TOMIX AU76原型形クーラー(14系寝台車よりパーツ回収)
トレジャータウン　サボ受けエッチングパーツ
トレジャータウン　洗面所点検蓋エッチングパーツ
トレジャータウン　ルーバーエッチングパーツ
トレジャータウン　サロンエクスプレスアルカディアロゴ
その他、車番や所属標記等はトレジャータウン製品を使用。列車無線アンテナはTOMIX製。3Dプリントパーツの使用はありません。

【特徴】
・TOMIXのキハ58/キハ28及びマイクロエースキロ59ペパーミントエクスプレスを種車として、切り接ぎにて作製。キロ59展望室部分と展望車座席パーツのみマイクロエース製、それ以外は全てTOMIX製となります。
・前照灯及び尾灯は点灯。Alcadiaの愛称部分は非点灯となります。愛称部分はデカール貼り付けとなります。ライトはLEDで程よい光量で光ります。
・動力はキロ29にキハ58の動力ユニットを搭載。動力ユニットの床下機器表現はキハ58のままです。
・台車は新集電方式となります。車輪及び通電部分は錆を落としてクリーニング済みです。最新型の黒車輪及び台車となります。
・カプラーは最新型のボディマウント式TNカプラーを採用しております。キロ59はトイレタンク搭載済みです。キロ29は流し管表現のままです。運転席側もTNカプラー搭載となっております。機関車牽引による甲種輸送(火災事故後の新潟→土崎への送り込み等)も表現可能です。運転席側のカプラーはキハ183 500のスカート及びカプラーを使用しています。キハ183 500のスカートパーツはメーカーの分売がなく破損された場合は部品の入手が困難となりますのでご注意ください。実車とはスカート形状が異なる(天地方向に長い)点もご留意ください。スノープロウは走行時に線路に支障するため敢えて取り付けていません。
・Alcadia側面ロゴ、車番は転写済みです。表面保護のため車両には半光沢クリアー、屋根は艶消し塗装済みです。
・キロ59は窓ガラスパーツの爪1ヶ所で車体に固定されています。爪の位置は切り接ぎ位置になっておりますので、必要以上に車体の裾を開かないようにご注意ください。
・キロ29の前面行先表示は臨時となります。また、新潟車キハ58の特長として、竹槍形状タイフォンに修正をしております。キロ29は中間封じ込めのため先頭に立つことはありませんが、尾灯及び前照灯は点灯します。基板はLEDです。
・キロ29の屋上機器にAU13クーラーが搭載されていますが、実車はメッシュタイプのクーラー(485系等に搭載されてます)になります。品物はメッシュタイプのクーラーとなりますので、実車通り再現しております。

【改造内容】
車体の切り接ぎ
客室窓、洗面所窓、乗降扉を実車通りに閉鎖
サボ受けエッチングパーツ取り付け
屋上クーラーを一部撤去し丸形ベンチレーターに変更
列車無線アンテナ取り付、屋根板の作製
展望車洗面所点検蓋、裾部ルーバーの取り付け
展望車車体運転席下部裾部を0.3mm延長
展望車運転席側連結器の位置調整
客室固定窓の作製
車番及びロゴの転写
車両清掃、動力の点検、駆動部分の調整
アルカディアカラーの塗装
前面Arcadia愛称デカールの張り付け

【発送】
各車ビニール袋に個別に包装し60サイズにて緩衝材でしっかり梱包の上、ヤマト急便にて発送いたします。可能な限り代金支払い後、翌日には発送いたします。

【製作者より】
エクスプレスアルカディアは分割民営化直後より運行を開始しましたが、1988年3月に上越線での火災事故によりキロ59 508が焼失しました。当車両は事故車両のため、今日に至るまで模型メーカーからの完成品販売されておりません。おそらく今後、メーカーから製品化される可能性はほぼ0かと思われます。この機会に是非とも入手をご検討ください。材料が揃えば当方にて再度作製の可能性はございますが、材料の入手性が悪いため、頻繁に作製することはできません。国鉄末期～JR初期の新潟の車両と共に楽しんで頂ければ幸いです。また首都圏や東北方面にも顔を出しております。JR東日本初期の再現にもよいかと思われます。誠に恐縮ですが、種車及び材料費の高騰、並びに手作り品のためお安くすることはできません。製作の手間と技術をご理解を頂き、個人作製の品であることをご理解頂ける方の入札を心よりお待ちしております。